おやつを上手に食べよう
おやつは、3食の食事だけでは摂れない必要なカロリーや栄養を補う大切な役割を果たしています。特に子どもにとっては楽しくおいしく食べることで、食べる楽しみやコミュニケーションをとる大切な場です。
しかし、甘いおやつばかり食べたり、量や時間を決めずにだらだら食べると、虫歯になりやすくなってしまいます。
今回は、虫歯になりにくいおやつの上手な食べ方をご紹介します。
虫歯になりにくいおやつ選びのポイント
「おやつ=お菓子・甘いもの」ではありません。最初にも紹介したおやつの役割を思い出してください。おやつは、3食の食事だけでは摂れない必要なカロリーや栄養を補う役割があります。そのため、おやつは必ずしもお菓子・甘いものではありません。
栄養があり、糖分や添加物が少ないものがおすすめです。具体的には果物や芋類、チーズ、小魚など。これらは虫歯になりにくく、子どもの成長にも必要な栄養を摂ることができます。
また、歯ごたえのあるものは、よく噛むことで顎の成長にもつながり、満足感を得ることができます。
虫歯になりやすい食べものは、糖分が多い、歯にくっつきやすい、口の中に食べ物が入っている時間が長い特徴があります。具体的には、キャラメル、チョコレート、あめなど。子どもは、小さいころからこれらを与えると、甘いもの好きの習慣がついてしまいますので、乳幼児期にはできるだけ避けた方が良いでしょう。子どもがぐずったときなどに糖分の多い甘いおやつでご機嫌を取ることを続けると、習慣化してしまいますので、注意が必要です。
虫歯になりにくいおやつの食べ方
間食が多いほど、虫歯になりやすくなりますので、ルールを決めて食べましょう。
- 3度の食事はしっかり食べましょう
- おやつはだらだら食べずに、時間や量を決めて食べましょう。1回の量をお皿に移すことで、食べ過ぎを防ぐことができます。
- きちんと座って行儀よく食べましょう。
- 糖分が多い食べ物・飲み物はなるべく控えましょう。
- 好きなおやつもバランスよく取り入れて、楽しくおいしく食べましょう。
- 食べた後は歯を磨くことも忘れずに。
これらは子どもだけでなく、大人も同じです。おやつを上手にバランスよく取り入れて、虫歯になりにくいお口の環境を目指しましょう。
参考
Kao クリアクリーン https://www.kao.co.jp/clearclean/oralcare/nyushi/06/