加齢だけじゃない!歯茎の衰えにご注意を

歯茎の衰え

歯茎が痩せたり下がったりするのは、若いころからの継続した口腔ケアが大切なことをご存知ですか?年齢を重ねるにつれて歯が伸びたような気がする、食べ物が挟まりやすくなったというお悩みが増えてきますが、これは加齢のせいだけではありません。特に長い期間歯科医院に通っていない方は注意が必要です。若いころからしっかりとケアすることで予防に繋がります。

今回は歯茎が痩せたり下がったりする原因や影響、予防方法についてご紹介します。

 

歯茎の衰えの原因と影響

歯茎が痩せたり下がったりする主な原因は、以下の様なものがあります。

 

歯周病

歯周病

歯周病は歯茎や骨などの歯周組織が壊されてしまう病気です。歯周病はサイレントディジーズ(静かな病気)と呼ばれており、気が付かないうちに進行してしまいます。日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病で、年齢に関係なくかかります。15~24歳が20% 、25~34歳で30% というように、若い年代でも歯周病の方は少なくありません。

 

力が強すぎる過度なブラッシング

力任せに歯をゴシゴシ磨くと、歯や歯茎に傷をつけてしまい、歯がしみるようになったり、歯茎が痩せてしまうことがあります。過度なブラッシングは、磨き残しが増えることにも繋がります。

 

噛み合わせ・歯並び

悪いかみ合わせは、部分的に余計な力が集中してしまうため、歯茎に負担がかかり、歯茎が下がってしまうことがあります。また、歯が重なり合っている部分は、歯ブラシの毛先が届きにくくケアしにくいため、歯周病に繋がるリスクがあります。

 

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりによって、歯に強い力がかかると、歯だけでなく歯槽骨や歯茎にも負担がかかり、歯茎が下がることがあります。

 

加齢

体が衰えるように、歯茎も加齢とともに衰えていきます。

 

これらの様々な原因で歯茎が痩せたり下がったりする影響で、歯の根元の弱い部分が露出し、虫歯になりやすい、しみる、すき間に食べ物が挟まりやすい、歯が伸びたように見えるといったトラブルに繋がる可能性が高くなります。

 

歯茎の衰えを予防するには

歯科定期検診

歯茎が下がったり痩せたりすると自然には元通りになりません。虫歯や歯周病も同様です。

そうならないために、早期発見・早期治療と継続的な予防をすることで、できる限り悪くならないように維持することができます。そのためには歯科定期検診に通うことが大切です。

継続的にお口の状態を管理することで、些細なお口の変化にも気が付くことができます。

また、プロによるクリーニングを受けたり、正しい歯の磨き方を身に付け実践することで効率よくケアをすることができます。

そのため、当クリニックでは、セルフケアだけでは除去できないプラークを定期的に除去するメンテナンスと、ご自身でのセルフケアの指導を実施しています。歯ぎしりや食いしばりに関しても、ナイトガード(マウスピース)や生活習慣の改善など必要に応じてアドバイスさせていただいております。

大切な歯を失わないためにも、ぜひご一緒に口の健康を守っていきましょう。

 

参考

特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会、特定非営利活動法人日本歯周病学会「歯周病を知っていますか?」

https://www.perio.jp/nyankamuchu/

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